泉質について


温泉の泉質は化学分析から単純温泉・二酸化炭素泉・炭酸水素塩線・塩化物泉・硫酸塩泉・含鉄泉・含アルミニウム泉・含銅-鉄泉・硫黄泉・酸性泉・放射能泉の11種類に大別され、さらに副成分が20mv%を越えるものは、その成分名を加えることになっておりますので、浴室等に掲示される分析表には数多くの泉質名が見受けられます。箱根には現在14の泉質があり種類の多いことでは日本有数といわれております。そしてこの泉質毎に温泉療養についての適応症(温泉療養に適している病気)と禁忌症(温泉療養に適さない病気)が夫々定められております。

当社ではおよそ10年毎に温泉分析を専門機関に依頼しておりますが、平成21年8月の分析結果によりますと、”1号線(温泉荘方面)”「酸性-カルシウム-硫酸塩温泉(旧泉質名 酸性-石膏泉)pH2.5」、”2号線(仙石原方面)”「酸性-カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(旧泉質名 酸性-含塩化土類石膏泉)pH2.0」、”3号線(強羅方面)”「酸性-カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(旧泉質名 酸性-含塩化土類石膏泉)pH2.2」とそれぞれ酸性の強い温泉です。(詳しい成分については、各方面をクリックいただき、温泉成分等掲示証をご覧ください。)

しかしながら分析用の温泉を採取する時期により、使用している蒸気井戸や造成量と自然湧出量の割合の違いから主成分は同じでも副成分の含有量が微妙に変化し、あるいは温泉1kg中に含まれる固形成分の増減により泉質名が変わることがありますが、入浴効果には殆んど影響ありません。


泉質別適応症(浴用)

アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、耐糖能異常(糖尿病)、表皮化膿症、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症

泉質別禁忌症(浴用)

皮膚又は粘膜の過敏な人、高齢者の皮膚乾燥症